愛と訓練のワーネバブログ「愛と訓練のワーネバ劇場」の出張ブログです。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
ぐうたらジャム国・PCロア編、その37 00:00
0
    4代目ロア編、その37です。
    *

    546年の続きです。

    16日。
    昨日の議会中にフッラがデートに誘いにきたので(やはり恥ずかしかったですが)、デートしました。
    温泉に向かっている途中、驚くべきことをフッラから耳にしました。

    フッラ
    「そういえば、ベルカナにお付き合いしている人がいるみたいですよ」
    ロア
    「…え!?」

    フッラに詳しい話を聞いてみると、昨日の15日に初デート、恋人になったようです。
    相手はジマナァムの息子らしいとのこと。

    ロア
    「え、ええと、どんな子なんだ?」
    フッラ
    「前に新年祭で一度お話したことがありますけど、はきはきした感じの良さそうな子でした」
    ロア
    「そ、そうか…」
    フッラ
    「心配するようなことはないですよ、きっと」

    そうは言われても。
    やはりどんな人か、直接会って確かめたくなってしまいます。


    20日。
    エナコンです。
    今年成人したばかりのエオローが出ていたので投票しました。

    エオロー
    「別に義理で入れる必要ないわ、お父さん」
    ロア
    「何言ってるんだ。純粋にお前に入れたいと思ったんだよ」
    エオロー
    「…そう、ありがと」

    けれど、この年のミスプルトは兄カロンのところ双子の片割れセピアでした。
    エオローはロアと同じようにエナの子を含む3つの才能を持ってますが、やはり全能には敵わないようです。

    ロア
    (だけど、エオローもそのうちベルカナのように恋人ができて…)

    いや、できるのはいいんだ。
    できるのは。
    できないとできないで問題だしな。


    ああ、でも――


    と思考は堂々巡りなのでした。


    *


    さて。
    今年の後半はDD杯です。
    DD杯といえば、前回のDD杯でようやくフェイズと対戦できたときのことを思い出します。
    そして、前回は完膚なきまでに叩き潰されてしまったバグウェルと再び戦いたい、とそう思いました。

    今回も2戦目でフェイズと対決です。

    フェイズ
    「手加減なしだよ」
    ロア
    「もちろんです!」

    結果、255対70でロアのKO勝ち。

    そして、その後も勝って、バグウェル戦まで進みましたが、バグウェルに再びKO負けしてしまったのでした。

    ロア
    (一度ふちまで追い込んだんだけどな…やっぱり相手に攻撃させてはダメだ。あっという間にKOされてしまう。次に闘う時はこっちから攻撃をしかけて――)

    そんなふうに頭の中で次の作戦をシミュレートするのでした。


    さて。
    その翌26日。
    思わぬ人物がバハにいて、ロアは吃驚してしまいました。

    カロン
    「おー、ロア。バハに転職したんだ。今日から宜しくな」
    ロア
    「宜しくって…いったい、何があったの?」
    カロン
    「まあまあ。ウルグ長さんから勧誘受けてな。ほら、ガアチにはスギタニさんもいるし、丁度見切りをつけようかと思ってたところなんだ」
    ロア
    「いや、だけどさ…」
    カロン
    「だから、まあ、よろしく頼むわ」

    しかし。

    張り切っていた様子とは裏腹に、カロンの手はあまり動いていないようでした。
    時折、収穫したものをぼとぼとと落としています。

    さすがにその様子に、おかしい、とロアも、隣で仕事をしていたストークも気付きました。
    遠くで1人で仕事をしているアトルも、カロンのほうを見ています。

    ロア
    (まさか…)

    カロンは落としたものを拾うこともせず、納品所に行き、再び戻ってきました。

    ロア
    「…兄…」
    ストーク
    「…全く、見てられないよ」
    ロア
    「あ、ストークさん!」

    その様子を見てロアよりも先にストークが声をかけました。

    ストーク
    「いつから?」
    カロン
    「…!」
    ストーク
    「もしかして、ジュリアに気づかれないように職場を変えたの? でも、ジュリアがそんなに鈍感だと思う?」
    カロン
    「…思えないな」

    はは、とカロンは小さく笑いました。

    カロン
    「あいつにこんな姿見せたくないっていう、俺の精一杯の強がりだよ。正直、もの凄く怖い…だけどさ、仕方ないんだ…仕方ないんだよ…」
    ストーク
    「…」
    ロア
    「…」


    まさか。


    まさか、そんな…。


    父は16で亡くなって。

    母は20で亡くなって。


    そして、兄は今年20になります。


    その兄まで――?


    *


    それから少し経った29日。
    カロンがウルグ長選挙に出ていて、笑顔で投票に来てくれた人に応対していました。
    そして、そのカロンが、ウルグ長に選ばれました。

    その様子は先日見た弱気な姿とは程遠いものでした。
    兄なりに、残りの時間を精一杯過ごそうと思っているのかもしれません。

    カロン
    「また1年、よろしく、議長」

    選挙に当選し、そういった兄の顔に迷いはありませんでした。


    ←前に戻る / 次に進む→
    | ぐうたらジャム国 | comments(0) | - | posted by ルシマ - -
    Comment








    << NEW | TOP | OLD>>