愛と訓練のワーネバブログ「愛と訓練のワーネバ劇場」の出張ブログです。

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ぐうたらジャム国・PCロア編、その32 00:00
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    4代目ロア編、その32です。
    *

    544年の続きです。

    16日。
    今年の後半はシニア選手権です。
    いつものように組み合わせの確認に行くと、そこにはフェイズの名前がありました。
    その後、道で見かけた時に、試合頑張って下さい、と声をかけたのですが…

    フェイズ
    「だけど、あまり年はとりたくないものだね」

    と苦笑していました。

    フェイズはその後、一回戦目で255対226で惜しくも敗退してしまいました。


    それから暫く経った20日。
    エナコンではカロンのところの双子の片割れのセピアがミスプルトに選ばれました。
    さすが、全能です。向かうところライバルなし、のはずですが…

    ロージー
    「むぅ、性格も才能も同じなのに、どうしてセピアのほうが選ばれるのよっ」
    セピア
    「能力の差とか、仕事や武術のランキングじゃない?」
    ロージー
    「私は、納得いかないわ…いかないわよっ」

    というふうに双子の片割れのほうが、文句を言っていました。

    エナコンといえば、ロアが成人した頃のエナコンを思い出します。
    あの頃、ロア達兄弟3人でランキングを独占しておりましたが、全能だった兄がダントツで1位で。
    それを追い抜こうと頑張って。
    そして、追い抜いて、その翌年のエナコンではなんと0票でミスタープルトに選ばれました。

    今では、兄弟全員、様々な道を歩んでいるのです。
    あの頃のこと、少し懐かしい感じがしました。

    ロア
    (…懐かしいだなんて、オヤジくさいな…いや、実際そのくらいの年だけど)


    そして、この日の夜には、ストークの父で伯父エレムの、そのシニア選手権での試合がありました。
    しかし、すぐに疲労がたまってしまい、そのまま相手に攻撃されて、58対216で敗れてしまいました。

    ストーク
    「…」
    ロア
    「ストークさん…」
    ストーク
    「…うん、覚悟してたよ。もう父さんも29だ。そういう年だよ」

    ストークは口ではそう言っていましたが、表情は苦々しいものでした。


    その翌21日。
    仕事をしていると、ストークが昨日とは打って変わって明るい表情でロアに声をかけてきました。

    ストーク
    「やあ、ロア。明日は試合だね!」
    ロア
    「ああ、そういえば…」

    明日の午前に試合があります。
    遅刻しないようにしないとな、と考えていると――

    ストーク
    「相手知ってる? 僕だよ、僕」

    とストークは自分を指差してます。

    ロア
    「ストークさん!? え、いつの間にAリーグに上がってたんですか!?」

    ショルグも同じであるストークとはこれまで数回戦ったことがありますが、Aリーグでの試合は今回が初めてです。

    ストーク
    「失礼な奴だなぁ。これでも、負けじと努力してきたんだぜ」
    ロア
    「す、すいません」
    ストーク
    「ほら、カロンはガアチウルグ長だし、ロアなんか議長にまでなっちゃうしさ、こりゃそろそろ僕も、と思ってさ」

    ストークもストークなりに、何かやろうと思い始めているようです。


    そして翌日。
    リーグ戦は、昨日の話をしていた通り、A5位のストークとの試合でした。

    ストーク
    「どうぞ、お手柔らかに」
    ロア
    「いい試合をしましょう」

    とフェイズの真似をして言ってみます。

    ストーク
    「それ、フェイズさんが試合前によく言ってるよね」
    ロア
    「う…!」


    …。


    すぐにばれました。


    結果は220対32でロアの勝ちでした。

    ストーク
    「ちぇ、やっぱりまだ勝てないか」

    ストークはこの結果に少し悔しそうにしてましたが、Aリーグでストークと戦えて嬉しいと思いました。


    *


    26日。
    この日、エレムが亡くなりました。
    …先日の件で覚悟はしていたつもりでしたが、その時がくると、どうしようもない気持ちにかられてしまいます。
    職場が同じで、ずっと伯父が仕事をする姿を見ていただけに余計にかもしれません。

    エレムはロアが降りた後から、バハウルグ長をずっとやっていて、そのエレムの後任はシャーリーになりました。

    ロア
    (シャーリーさん…)

    あの出来事があってからというものの、彼女が仕事場にいても気まずさもあり、なかなか話しかけることができずにいます。
    が、まだ新しい恋人はいないようです。
    前の旦那さんのことが忘れられないのか、それとも、別の理由か――


    さて、それから28日。
    納会が行われ、その際の信任決議で無事に信任を得ることができ、次の年もロアは議長職を続行という形になりました。

    ロア
    (来年もまた頑張らないとな)


    545年に続きます。


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