愛と訓練のワーネバブログ「愛と訓練のワーネバ劇場」の出張ブログです。

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ぐうたらジャム国・PCロア編、その31 00:00
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    4代目ロア編、その31です。
    *

    544年の始まりです。

    1日、成人式。
    昨年末に議長になったロアの初仕事です。

    ロア
    (…といってもな…)

    今年の成人者は6人と多いのですが、カロンのところの双子の姪っ子2人に、いとこ3人に、フェイズの子供(いつだかベルカナとバハに来ていた子)で、見事に知人・親戚ばかりであります。

    ロア
    (…いや、そもそも親類が多すぎなんだよな)

    両親に兄弟が多かったこともあるし、ロア自身も兄弟が多いのです。そうなるのは当然のような気もします。
    …なんだか成人式というか、親戚の集まりのように思えてなりません。
    まあ、ロアにとってはそんな心地ですが、子供達にとって、一生に一度の晴れ舞台です。

    ロア
    (しっかり務めを果たさなくては)

    そして、何事もなく、無事に初仕事を終えたのでした。


    5日。
    議長としては初議会です。
    緊張しながら議会を進めていると、フッラが評議会館の隅っこのほうに佇んでいました。
    なんだろう?と思っていると、小声で「ロアさん、がんばってください!」と言って、評議会館から出て行きました。

    ロア
    (う、うわあ…///)

    …正直、他の議員の視線を感じて、かなり恥ずかしかったです。

    議会が終わると、早速ガアチウルグ長のカロンが

    カロン
    「おいおい、見せ付けてくれるなよー」

    などとにやにやしながら言ってくるのだから、たまったものではありません。

    …勿論、フッラの言葉は嬉しかったのでありますが。

    その後、フッラを探しに行って、明日のデートの約束をとりつけました。


    翌6日。
    昨日の約束していたフッラとのデートの後、伯父ラタムの家に向かいました。
    というのも、今朝、彼の危篤との報せを受けたからです。
    伯父は4日にコーク杯での試合があって、その試合にはロアも応援にいったのですが、試合開始後すぐに伯父は疲弊して、負けてしまいました。
    その様子が以前のリカリアとよく似ていたことから、もしや…とロアも覚悟を決めていたのです。

    その翌日、伯父はワクトの元へと召されました。
    末の双子が今年の頭に成人したばかりでした。

    そして、伯父はリムウルグ長をずっと務めていたのですが、その後任は伯父の奥さんになりました。
    亡き夫から役職を引き継ぐのは、いったいどんな気持ちであったのか。

    喪主としての彼女から分かるのは、深い悲しみだけでした。



    そんな避けられない別れもあれば、これから新しい出発を迎える人たちもいます。
    10日。
    以前にヒルナーとの結婚でフィロの養子になった子の結婚式で、ロアも出席しました。
    いつ見ても、こういう式での幸せな若者達の様子を見ていると、こちらも幸せな気持ちになれます。

    フィロ
    「嬉しいけど、少し淋しくもあるもんだね」

    とフィロは言っています。
    養父といえども、仲が良く、本当の親子のように接していたから当然かもしれません。

    ロア
    (結婚かぁ…うちの子供達もいつかは…いやいや、でも、まだ早いし…いや、だけど、兄貴のところの双子も成人したし、来年はベルカナが成人して――)

    そんなふうにまだ子供の成人前から、頭を捻っているロアでした。


    それから、夜。
    コーク杯の決勝戦です。
    勝ちあがっていたロアと、前回優勝者のフェイズとの対決になりました。

    フェイズ
    「また戦えて嬉しいよ。だけど、今回は負けないからね」
    ロア
    「それはこちらの台詞です!」

    結果は31対255でフェイズのKO勝ち。
    これでフェイズはコーク杯で4回目の優勝を果たしたのです。

    ロア
    (フェイズさんはやっぱり凄いな)

    フェイズに向けられる歓声と拍手を聞きながら、素直にそう感じました。


    *


    13日。
    この日、アトルとランチェスカ夫婦のところに、2人目の子供が誕生しました。
    ランチェスカが、自分に似ていて可愛いの、と嬉しそうに話しています。

    ロア
    「次も男の子なんだな」
    フッラ
    「本当に、ランチェスカちゃんそっくりです」

    今回誕生したビクトルの顔は→
    す、スイセイ君…!(カテゴリの多才能国のプレイ記録参照)
    そして、4系キター!
    将来、このビクトル君は、5系の奥さんとの間に誕生した息子2人を自分に似せて、プレーヤーを歓喜させることになります。

    ロア
    「ところでアトル、少し気になることがあるんだが…」

    ちらと、赤ん坊をあやしているランチェスカのほうを見ます。
    気になるのは、そのランチェスカのことです。
    というのは。
    現在のミダナァムは彼女の姉であるマレーンがやっています。
    が、独身のマレーンには子供がいません。
    万が一、このままマレーンに子供ができなかった場合、次のミダナァムはランチェスカになるのです。

    ロア
    「まあ、可能性の話だよ」
    アトル
    「つまり、ナァムの配偶者になったら、役職につけなくなるって話か? そんなのとっくに承知してるさ」

    アトルはきっぱりと言いました。

    アトル
    「デイウッドさんのこと見てると、そういうのも案外悪くなさそうだぜ」

    ストークの兄で従兄のデイウッドは、現ジマナァムの夫です。

    それにしても、アトルは、自分が役職に就くなりなんなりしたいと思うタイプなのだとロアはずっと考えていたのですが。
    もしかしたら、メジが彼を変えたのでしょうか。
    それともランチェスカが、なのか。
    どちらにせよ、随分丸くなり、子供の誕生を心から喜んでいる弟の姿を見ていると、それはきっと良いことなのだと思いました。

    この時、話していたことは、それから数年の後に、本当のこととなります。


    翌14日。
    ベルカナにとっては最後の授業参観日です。
    ベルカナとエオローも2問正解でした。

    帰り道、先を行くベルカナとエオローを見ながら、フッラがぽつりと言いました。

    フッラ
    「早いものですね…」
    ロア
    「もうあれから6年も経つのか」

    あんなに小さかった我が子が、来年の頭には、大人の仲間入りをします。
    そして、いつか結婚して、ロア達のように子供を育むのです。

    ロア
    「不思議なもんだな」
    フッラ
    「はい?」
    ロア
    「俺達の父さんや母さんも、大きくなっていく子供達を見て、こんな気持ちだったのかな、ってさ」
    フッラ
    「…そうですね。でも、こうして、未来までずっと繋がって行くのだと思います…」

    フッラの言葉にロアも頷いたのでした。


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