愛と訓練のワーネバブログ「愛と訓練のワーネバ劇場」の出張ブログです。

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ぐうたらジャム国・PCロア編、その27 00:00
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    4代目ロア編、その27です。
    *

    542年の続きです。

    14日。
    初めての授業参観日です。
    昨日の夜からベルカナが、絶対見に来てね!と何度も繰り返し言ってました。

    フッラ
    「な、なんだか私のほうが緊張してきてしまいます…」

    隣でフッラがドキドキしています。
    そんなフッラとは裏腹に、ベルカナはとても張り切ってて、なんと3問も正解していました。

    ロア
    「ビックリしたよ。通い始めてからまだ半年しか経ってないのに」
    フッラ
    「頑張って勉強してるんですね、私も頑張らなきゃ」

    エオローやアンスールの面倒もよく見てくれて、どうやら一番上のお姉さんとしてしっかりしなくちゃ、と思っているようです。


    それから4日経った、18日の夕刻、フッラが湖から出てくるのを見ました。
    どうやら訓練をしていたようです。
    先日言っていたように、フッラも頑張っているようでした。
    水をのんでいるフッラにロアは声をかけました。

    ロア
    「がんばってね」
    フッラ
    「はい、がんばります!」


    *


    19日。
    16日にイム争奪戦の選手に選ばれており、その試合の日でした。

    ロア
    (全てが2倍か…なら、得意の剣術で…)

    ブレイズソードをメインに戦い、255対0でKO勝ちしました。

    今年に入り、調子が良いようです。
    この大会にはフェイズも出場しています。今度こそは、と思ったのですが、結局、この後、2戦目でリリーナ議長にKOされて、2戦目敗退になってしまいました。

    フェイズはというと、順調に勝ち進み、前回優勝者のラタムをやぶり、見事優勝を果たしました。
    イム争奪戦ではイムを飼う権利を得られます。

    フェイズ
    「これで、子供達も少しは喜んでくれると嬉しいんだけど」

    試合後に声をかけると、そんなふうに父の顔で笑っていました。


    20日。
    アンスールが起床しました。

    アンスール
    「くらえー、どらごんげいるー!」

    元気にロアのもとにかけてきてくれました。
    早速、将来の夢を訊ねてみると…

    アンスール
    「お父さんみたいな人になるんだ」

    とベルカナと同じように言ってくれました。可愛いです。

    …。

    それにしても、本当にかっこいい子だと思いました。


    翌21日。
    4人目の子供が誕生しました。
    アンスールに続き男の子で、今度はフッラによく似た肌の白い子です。
    フェオ、と名付けました。

    ――そして、日が明けて、兄フィロの妻であるヒルナーが亡くなったという報せが伝えられました。
    彼女はまだ18でした。

    ロア
    (そういえば、前に体が弱いって言ってたな…)

    お葬式に行くと、フィロが喪主として挨拶していました。

    あの時、もしピエラを選んでいたならば、きっとフィロも、他の兄弟達のように、自分の子供を持って、今頃は子育てに勤しんでいたことでしょう。

    だけど、彼女を選んだことを後悔はしていないよ、と後日フィロは言います。
    その言葉を聞いて、なんだか兄が少し大きく見えました。

    そんなふうに言える人生を、ロアも送りたい、とそう思ったのです。


    *


    25日。
    フッラも13歳になりました。
    服と髪型を変えて、ぐっと大人っぽく、そして前よりも綺麗になった気がします。

    娘達が「お母さん、その髪型似合うよ」と口々に言ってます。

    …ロアはといえば、今更そんなこと、照れてしまって決して言えないけれど。

    フッラ
    「ロアさん、じっと見て、何かありましたか?」
    ロア
    「え? ああ、いや…」
    ベルカナ
    「お父さんってば、お母さんがキレイになったから、照れてるのよ!」

    ベルカナのその言葉に、ロアとフッラはお互いに顔を合わせて、赤くなったのでした。

    27日。
    フッラが外で「がんばって下さいね」と声をかけてきてくれました。

    ロア
    「ところでフッラ、少し話をしてもいいかな?」
    フッラ
    「はい、なんでしょうか…?」
    ロア
    「今年、リーグ戦で4勝したよ」
    フッラ
    「…はい」
    ロア
    「年末、もし役職についていなければ確実にショルグ長になれる」
    フッラ
    「私は、ロアさんが決意されたことなら、それでいいと思います」

    フッラの一言に勇気をもらい、29日のウルグ長選挙は辞退し(伯父のエレムが選ばれました)、翌30日にロアは晴れてコークショルグ長になったのです。

    夢だったショルグ長になれて、心は清々しいです。

    だけど、まだこれは夢の一つの達成でしかありません。

    ロア
    (フェイズさん…)

    大会で彼と対決すること。

    ロア
    (次こそ、勝ち上がりたい)


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