愛と訓練のワーネバブログ「愛と訓練のワーネバ劇場」の出張ブログです。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
ぐうたらジャム国・PCロア編、その7 00:00
0
    4代目ロア編、その7です。

    これで、成人した年、終了です。
    あ、アイコンは公式の顔グラに戻しました。
    よく考えたら、新しいキャラが出るたびに描かねばならず、大変な手間だというのに今頃気付いたので(汗)。
    あの手描きアイコンは何か別の形で使えたらいいな、と思います。
    *

    不幸は続くものなのでしょうか。
    先日の祖母アヤメの葬儀から3日後、父方の祖父ブレゲーがワクトの元へ召されました。
    ブレゲーは昨年、息子ピロルと(ロアにとっては父)、娘キンバリーを亡くしており、妻であるターラもその数年前に亡くしています。
    ロアが成人する少し前にこんな話をしました。

    ロア
    「おじいちゃん、長生きしないとね」

    ブレゲーはそうだな、と笑いました。
    けれど、と付け足します。

    ブレゲー
    「長生きも大変なもんだよ」

    その時は、もっと物理的な、ブレゲーの体力的なものことだと思っていたのですが。
    もしかしたら、祖父は一人残されて、気力が落ち込んでいたのかもしれません。

    ロア
    「だけど、おじいさん。それでも、やっぱり俺は生きていてほしいと思うよ」

    葬儀の後、ワクト神殿から出て、空を仰ぎます。
    朝に降っていた雨は止んでいました。

    祖母や祖父や、父さん達の魂がどうかワクトの元で安らかにありますように。


    *

    そろそろ年末に差しかかろうとしています。

    なんだかあっという間だったように思います。
    周りでは母が再婚をして、祖母や祖父が亡くなって。
    自分自身は仕事をして、途中から兄を追い抜こうとがむしゃらに訓練を重ねて。
    その甲斐あってか、実はエナコン後辺りからしっかりランキングを追い抜いていたりしました。

    それを見たカロンはというと…。

    カロン
    「(ゴシップ掲示板を見て)お!」
    ロア
    「…あ」
    カロン
    「なんだなんだ。いつの間にか追い抜いてたのか、お前」
    ロア
    「そうみたいだね」
    カロン
    「最近、がんばってたもんなー。夜も遅くまで訓練してたし」


    俺も頑張るかー!
    なーんて、全然悔しそうでもなく、逆に嬉しそうに笑っています。


    …。

    兄の余裕というか。
    兄のほうこそ、ランキングにこだわっていなかったようです。
    なんか、その対応に一人で勝手に嫉妬して頑張ってた自分がちょっとバカみたいに思えました。

    そのカロン、ジュリアとはなかなか順調のようです。
    ジュリアが幸せそうな顔で、バハ(ロアの仕事場)にバイトしに来てるのを度々見てます。
    そんなジュリアを見て、一瞬どきりとしてしまいます。

    ジュリア
    「あ。ロア、おはよー」
    ロア
    「あ、お、おはよう」
    ジュリア
    「最近、たくさん仕事してるよね。ウルグ長でも目指してるの?」
    ロア
    「いや、そういうわけじゃないけど」
    ジュリア
    「そうなの? でも、なんだかかっこいいよ! がんばってね!」

    ばいばーい、と言って、ジュリアはバイトに向かいました。
    そこにやってきたのはストーク・デイリー、という若者です。

    ストーク
    「ジュリアってカロンと付き合ってるんだっけ?」
    ロア
    「ストークさん…」

    ストークは、ロアより二つ年上の母方の従兄です。
    ロアと気が合うというか、従兄の中では一番仲が良く、同じ職場でしょっちゅう話をしています。

    そして、そのストークとさっきのジュリアは従兄妹同士です。
    (母親が姉妹)

    ストーク
    「なんか最近、綺麗になったよなあ(じー)」

    なんて、バイトしているジュリアの姿を眺めています。

    ロア
    「…ですねえ」
    ストーク
    「カロンさんと上手くいってるのかな?」
    ロア
    「そういえば、ストークさんも彼女いるじゃないですか。どうなんですか?」
    ストーク
    「え、ぼ、僕? うーん、まあまあってところかな、はは」

    表情を見てるとどうもいろいろ複雑、という微妙なところみたいです。
    ちなみにストークさんの彼女はこれまた従姉のディスティナさんです。
    (母の兄弟は多く、従兄弟もたくさんいます)

    ストーク
    「それより、ロアのほうはどうなのさ。好きな女の子の一人くらいいないの? きいた話だと、あのジュリアの誘い断ったってきいたけど」
    ロア
    「う、なんでストークさん、知ってるんですか…」
    ストーク
    「ちょろっと小耳に、ね」
    ロア
    (あ、兄貴だな…!)
    ストーク
    「で、どうなのさ? ファンクさんからもアプローチ受けてるってきいてるけど?」

    ファンクさん、というのはミダナァム家のランチェスカのことでしょう。

    ロア
    「(…なんでこんなに詳しいんだろ、この人)今はそういうのはないです」
    ストーク
    「なんで? もてるだろ?」
    ロア
    「…いえ、ちょっといろいろと…」
    ストーク
    「ん? 何かあるの??」
    ロア
    「ええっと、その…」
    シャーリー
    「はいはーい、若者達。おしゃべりもいいけど、仕事中は手を動かそうね」
    ロア
    「し、シャーリーさん」

    シャーリー・エマーソン。職場の知り合いの一人。
    妖艶とも言える容姿とは裏腹に、こざっぱりとして気さくで話やすい人です。

    ストーク
    「あ、はーい(作業に戻った)」
    シャーリー
    「あ、でも、ロア君、最近本当に仕事頑張ってるじゃない?」
    ロア
    「え、そうですかね」
    シャーリー
    「今年の仕事のメダル、取れるんじゃない?」
    ロア
    「だったら嬉しいですけど」

    仕事納めの日。
    今年の仕事は2028ポイントで、見事、仕事のメダルを手にしました。
    隣にいた、ストークさんが「凄いな」と言って、メダルを眺めていました。
    シャーリーさんのほうを見たら、「おめでとう」と目で言っているようでした。

    そのメダルを握り締めます。

    少し誇らしく思いました。

    *

    そして、迎えた年末、30日。

    ロア
    (ん? あれは…?)

    買い物をするために個人商店を見にきたら、今年のコーク杯で優勝したフェイズさんを見ました。
    誕生日を迎えて少し顔の雰囲気はかわっていますが、誇らしげにジマショルグ長の服を着込んでいます。

    ロア
    「フェイズさん、おはようございます!」
    フェイズ
    「ん? ロア君か。おはよう」
    ロア
    「ジマショルグ長になられたんですね!」
    フェイズ
    「うん、運良くね」
    ロア
    「運だなんて! 実力ですよ。だって今年のコーク杯でも優勝してたじゃないですか。でも、ホント凄かったです! 俺、めちゃくちゃ興奮しました!」
    フェイズ
    「はは、それは嬉しいね」
    ロア
    「これからも頑張って下さい! 応援してます!」
    フェイズ
    「ありがとう。いつか君とも対戦したいな」

    フェイズさんみたいに、なりたい。
    ロアはそう決めたのでした。


    ←前に戻る(閑話休題) / 次に進む→
    | ぐうたらジャム国 | comments(0) | - | posted by ルシマ - -
    Comment








    << NEW | TOP | OLD>>