愛と訓練のワーネバブログ「愛と訓練のワーネバ劇場」の出張ブログです。

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ぐうたらジャム国・PCロア編、その3 00:00
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    4代目ロアのプレイ記録、その3です。
    新しい家族が増えた10日の夜、コーク杯を制したのは若干12歳のフェイズという若者でした。
    彼は緻密な計画的戦術によって、見事、その優勝杯を手にしました。

    ロア
    (凄いよな…。俺もあの人みたいになれるだろうか)

    俄然、ロアもやる気がわいてきたようです。


    そんなジマ杯に沸いた数日後のこと。

    兄カロンがうきうきした様子で出かける支度をしてます。

    ロア
    (レスターさんとデート、かな?)

    カロンにはレスターという付き合っている彼女がおりました。

    カロン
    「ん、どしたー?」
    ロア
    「デート?」
    カロン
    「おー、ジュリアとデートだぜ♪」

    やっぱり。


    …。


    …。


    ん?


    …。


    …。

    ロア
    (って、じ、ジュリアーーーーー!?)

    カロン
    「んじゃ、行って来る♪」
    ロア
    「待て待て待て待て待てーーーーー!!!」

    むんずと後ろから襟を引っ張って引き止めます。

    カロン
    「ぐえっ! くるひい…!」
    ロア
    「ジュリアって、あのファンクさんだろ!? どういうことだ!? レスターさんは!?」
    カロン
    「! お、おひ、くるひぃって…!;」
    ロア
    「説明しやがれ!!」
    カロン
    「は、はなふから、くひをはな…!」
    ロア
    「説明!(ようやく離した)」
    カロン
    「げほっごほっ…そんな興奮するなんて珍しいな、お前」
    ロア
    「どうして、ファンクさんと付き合ってんだよ!」
    カロン
    「いや、まあ、その。成り行き上?」
    ロア
    「レスターさん、どうすんだよ!」
    カロン
    「仕方ないだろ。他に好きな奴ができちゃったんだから」
    ロア
    「…」
    カロン
    「だけど、このことをお前が気にするのはお門違いだぞ。最初にジュリアの気持ちに応えてやらなかったのは、お前なんだから。その後、彼女がどうしようが、それは関係ない。ついでに、俺が付き合う相手を変えたところで、それもお前には全く関係のない話だ」
    ロア
    「それは…」
    カロン
    「気にすんなっていうほうが無理かもしれないけど。俺はいつだって真面目だよ。じゃ、そういうことだから。いってきます」

    兄の言うとおり、正直言うと複雑でした。
    少し前まで自分に想いを寄せていた少女が、自分の兄と付き合い始める。
    兄が彼女を慰めて、彼女がそんな兄に気持ちが動いた、とそんなところだろうかと勝手に想像してみます。

    兄のカロンは確かにもてます。
    何しろ才能を全部持ってます。
    ついでにいうと性格も悪くはありません。
    国の女の子が放っておくわけがない。
    ジュリアもジマこそ持っていないものの、才能に恵まれている。
    成人した直後から魅力ランキング1位に輝いています。
    そんな二人が付き合いだすのは必然なのかもしれません。

    ロア
    「…」

    でも、何か釈然としないものを感じたのでした。


    実は魅力ランキングにはロアも、もう一人の兄のフィロも入っています。
    つまり何気に兄弟で独占状態であります。
    でも、才能が欠けてしまっている二人と比べると兄がダントツでトップです。

    ロアは「だから、なんだ」とずっと思っていたのですが。
    先日メジが恐縮していたのは、きっとそこらへんのことも関係しているのかもしれない、と思いました。

    フィロ
    「うん、強いよなあ、兄さんは。いろんな面で」

    そこらへんのことを聞いてみたら、兄フィロは負けた負けた、とへらへら笑っています。

    フィロ
    「ま、でも、その内、いい人が現れるさ」

    兄はどこまででもお気楽でのんびりしています。

    アトル
    「そんなことよりも自分の心配したら」

    口を挟んできたのはアトルでした。

    ロア
    「え?」
    アトル
    「許婚がいるからって余裕かましてると、足元すくわれるぜ。その許婚の女が、兄貴に盗られるかもしれないんだから」
    フィロ
    「こら。そういうこと口にするもんじゃないぞ」
    アトル
    「…」

    アトルはぴりぴりした雰囲気を纏わせて、黙って去っていってしまいました。

    フィロ
    「やれやれ。どうしたもんかね」
    ロア
    「分からなくもないけど」

    アトルは兄達のように才能を多く持っているわけではありません。
    昔から、それを本人は気にしているようです。

    フィロ
    「心ん中に結構でかいのが巣食ってるみたいだぞ。そんなもん関係ないと思うんだけど。ま、そこらへんは、メジさんが上手くやってくれそうだよな」
    ロア
    「そうかな?」
    フィロ
    「俺はそんな気がするけど?」
    ロア
    「…そうだね」

    それは、ロアが兄の存在の大きさを初めて意識した瞬間でした。


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